Paul McCartney 【Out There Japan Tour 2015】//
まだ興奮冷めやらぬ状態で、ビートルズ好きの友人に報告をする私。。
今夜、大学時代の友達の計らいで、なんと、Paul McCartney (ポール・マッカートニー)の【Out There Japan Tour 2015】東京ドームへ!!!
もう、凄い。。感動、感涙、興奮。。そして感謝!!という感じ。
昨年、体調不良で公演を中止した後、多くのファンが首を長くして元気に戻ってくるポールを待っていた。
東京ドーム付近は当然、もう人、人、人。。。。
でも年齢層が高く、もともとポールのファンはお行儀が良いのか、駅からのとろとろ歩きも、ゲート入口やグッズショップの長蛇の列も、皆おとなし~く並んで待っている。
音楽史上のLegend、生ける世界遺産の彼が、どのように登場するのか、ドキドキ♡
約30分ほど遅れて、ステージに現れたポールは。。
元気で、かっこ良くて、とにかく御歳72歳には見えないし、
恐ろしいほど、偉大な人なのに。。すべてがカジュアルで、普通で。。自然体な感じで。。
「コンニチワ」「アリガトウ」「ニホンゴ、モット、ガンバリマス」とか。。すごく可愛い人。。
『マジカル・ミステリー・ツアー』で始まり、ビートルズの『キャント・バイ・ミー・ラヴ』『ロング・アンド・ワインディング・ロード』『ブラックバード』、ウイングズの『ジェット』『バンド・オン・ザ・ラン』、新譜の曲、そしてジョン・レノンに捧げる曲、ジョージ・ハリソンに捧げる曲。。今の奥様Nancyへ、亡くなった前妻Lindaへ。。
約3時間、全く休憩無く、水も飲まず、ほんの少しのカタコト日本語のMCだけで。。最後のアンコールまで37曲!! これが、あのThe Beatles、ビートルズを生きてきたポール・マッカートニーの真剣さ、当然のプロ意識なんだと伝わる。
曲ごとにギターを変えて、ピアノに移り、歌い、走り、両腕を振りかざしクラップして、ドーム全体を全身でポールワールドに引き込む。
相変わらずのスタイルの良さと、驚きのギター、ピアノの演奏、そして素晴らしい声量。
ビートルズ、ウイングスからソロ、現在の新譜までの莫大な量の曲の中から絞って、セットリスト作成が大変だっただろうなあ。。と思ってしまう。
『ヘイ・ジュード』をポールの手ほどきで、会場全員で合唱したり、ダンスをしたり。。
なんて贅沢な時間なのだろうと、夢を見ているようだった。
最新アルバムの中から、東京初お披露目の曲は、やはりポール節。とてもキャッチーで、すぐ好きになる音楽。
そう、ポールの新譜を聴いて、キャッチーで、懐かしく、でも新しく、親しみを感じ、耳に心地よいのは、The Beatles が、結局、現在の音楽の基礎を作り、それが派生し、音が時代を繋げているからなのかもしれない。
私も、最近仕事で、なかなか頭を空っぽにすることができなかったが、時々はこんな、体中が熱くなり、興奮することって、素敵だと思う。
地球上の生物で、『感性』を持ち合わせているのは、私たち人間だけで、
だから、私は、『感性』を磨く、刺激することって大切だと思っていて。
『感性』を退化させないために、栄養になるようなものを探すようにしている。
私の父がずっとそうしてくれたように、私も息子にずっと伝え続けていきたいことである。。
不思議なもので、感性の豊かな人は、感性の豊かな人を惹き付ける。
そして、さらに、感性が膨らむ。
面白い連鎖。。。
ポールがアンコールで『Yesterday』をピアノで歌ってくれた。
隣のEriさんと涙が止まらなかった~!
Thank you, Paul, See you soon !!!
RIKA