それぞれの心の豊かさ//
先日、あるお母様から『子供がGWにどこかへ連れて行って欲しいって。でもこの時期うちはお休みが無いもので、毎年少しずつ子供との溝ができていくようで怖いんです』というご相談を受けた。
また、大学生女子との会話の中でも、『彼が仕事で忙しくてGWだというのにどこも連れて行ってくれないんです!私イライラしちゃって~!』と。。あらあら。。
ゴールデンウイーク、夏休み、年々増えている連休。
お休みに人と同じように海外旅行や普段行かれない所へ行きたい!という欲望。。もわかる。
2014年の世界福利厚生調査データ(WBEG= Worldwide Benefit and Employment Guidelines)によると、世界で祝祭日の日数が最も多い国はインドとコロンビア(18日)、最も少ない国がメキシコ(7日)らしい。
西欧諸国は少ない傾向が見られ、日本は3位(15日)と比較的多い方である。
戦後からの働き者の日本人気質を讃えつつ、今、家族のコミュニケーションを考えると歓迎すべき社会の変化なのだろう。
ただ、何故か、大型連休、祝祭日、というと、自分へのご褒美にゆっくりしよう~だけでなく、
『人に自慢できるような、どこかへ行くべき』みたいな概念を持っている人がいる。
また、どうしても仕事の都合や様々な事情で人と同じような過ごし方ができない人たちもいるので。特に対子供というと、どうしても一悶着あるわけ。。
いえいえ、、大人でも我慢しなくちゃいけない時は皆ある。
私もジュエリー関係の企業に居たので、当然「クリスマス」は年に一番の繁忙期。お正月には「福袋」、「初売り」というものもある。
夏休みの時期にバイイングで海外へ行かなくてはならず、息子に大泣きされて後ろ髪を引かれたことも多々ある。
世の中の人々が家族団らんを満喫している時に、息子にいつも同じような満足してもらえる時間を与えられていたか?というと疑問である。
今年のGW、私の周りでも、友人と三宅島に釣りに行く人、ハワイ旅行に行くご夫婦、温泉に行くカップル。。などなど。。楽しい計画をたてている人たちが多い。
でもね。KIDSたち、人と比べて少し拗ねている女子たちへ*****
それぞれの心の豊かさを、今一度見つけてみて欲しい。
例えば、小さいことでも笑顔になれる瞬間がある。
好きな音楽、美味しい一杯のコーヒー、季節の美しい草花、夢中になれるクラフトワーク。。何でもいいじゃないの。心を満たしてくれるものはすぐ側にあるはず。
カレンダーで決められた赤日、でも自分なりのSpecial Dayでなくちゃ、つまらない。
人と同じでなくちゃいけない、という考え方は、「協調性」とはまた異なり、時に心を苦しめる。
みなさま、いつもとどこか違う想い出作りを。
子供たち、パートナー、ご家族。。大切な人たちと楽しむことだけに集中してみて欲しい。
それだけで、メンタルオーガナイズできて、それぞれの心の豊かさを持つことができる。
Have a Wonderful Holiday ♡
RIKA