着る人の目線+プロの経験で大きな違い//
11月、気温が低くなる日もあり、ようやくシーズンライクな服を楽しめる季節になりました。
ファッションコンサル、パーソナルスタイリングの現場も賑やかになってきて、お客さまが「ファッションの秋」を改めて楽しんでいる様子は、とても嬉しいこと❤️
先日、PSIJ代表、五十嵐氏とATELIER N'Sさんとのコラボアイテムをいただき、五十嵐氏の「着る人」として、プロの「スタイリスト」として、の厳しい目による細部に渡るこだわり、に改めて感動した。
こちらのカットソーとビスチェを細かく見ると、
カットソーには胸の形をきれいに見せるダーツが入っていて、ハイネックの高さはもちろん、首の後ろ側をラウンドにすることで無駄なたるみが出ないようになっていたり、
シワにならない、しなやかで肌触り良い素材、体のラインを拾わない中畝のリブ。
チュールの肩紐の長さ、細さ、子供っぽくならないボリューム、微かに施されているタック、肌に刺さらない柔らかさがありながら、ぺちゃっとならないギリギリのハリ感。etc..
正直なところ、「作る側」からの目線では、
面倒くさい、別に大した違いは出ないでしょ、見えないところだし、コストもかかる、、、、などの声が出るのも理解している。
気づかないで着る人がほとんどかもしれない。
ただ、この「神トップス」で改めて気付いたのだが、
私たち、スタイリストは、いつも知らずして「着る側」の目線でものを見ている、と。
パーソナルスタイリストは、着る方の全ての情報を把握することが基本だが、
ブランドや服に関する情報も入手し、細かく拝見して、フィルター分けしている。
申し訳ないけれど、「作る側」「売る側」の立ち位置はかなり遠い時も多々ある。
作る側、デザイナーは、自分の感性を作品に注ぎ、「この服をきれいに着てくれる人に届きますように」と
漠然と考えることが一般的な仕事。
世の中に、素晴らしい服がデビューして、人々に夢を与えて流行、華やかさ、社会現象を起こすこともある。
現場では、スタイリストの目線で、
スタイリング、コーディネートの長年のトライアンドエラーや、
多くのフィッティングに立ち会った経験から、
「こんなものが欲しい」「ここをこうしたら、、」という思いが
残る時もある。
作る人ーーーー着る人 との橋渡し、
パーソナルスタイリストならではの、大切な気遣いや少しのコツ
プロの目線でのセレクト
結果は大きい。
MAKE A BIG DIFFERENCE
RIKA♡