【ログロード代官山】線路の跡地//
私は生まれてずっと東急東横線ユーザーだったので、見慣れた東急東横線の渋谷駅がなくなる時は、とても寂しかった。
中学、高校の友人も東横線沿線に住んでいる人が多く、よく遊びに行ったりしていたので、ほとんど全ての駅が馴染みで、やはり今でも電車の窓からあの見覚えのある風景を眺めていると落ち着く。
東横線が渋谷駅で地下に潜ったことで、代官山~渋谷間の線路が置き去りにされてしまった。
そして、その線路の跡地に先日、4月17日に建てられたのが【ログロード代官山】である。
LOG ROADの名前の由来は、ログハウスの“ログ”、とレイルロード(線路)の“ロード”らしい。
東横線の線路で使われていた枕木が使われ、ロゴマークの12本のラインは、線路をイメージし、一年=12ヶ月を示しているとか。細長い緑地を歩いていると目線が地面より高いので、空中に浮かんでいるようで楽しい。
この敷地にできたのが、『SPRING VALLEY BREWERY TOKYO』、国外初進出の『Fred Segal』(フレッドシーガル)、『TARTINE BAKERY & CAFE』などの5棟のショップ。
もともと、急行が停まらない小さな駅の代官山は、ゆったりのんびり散策する静かな街で、大使館や公園が点在し、緑が多く、開放的な無駄な空間が楽しめて。。私も昔から好きだった。
息子のアメリカンスクールの友人もたくさん住んでいて、スクールバスのバスストップもあったので、本当によく行き来した。
近年、いろいろな商業施設が出来て、少し様変わりした感じもあるが、やはり渋谷や新宿などに比べると落ち着きがあって、時間がゆっくり流れているのは嬉しい限り。
この【ログロード代官山】も、代官山全体の雰囲気を損ねることなく、いい意味で強い存在感が無いので少し安心した。
代官山へ行くことがあれば、ふらりと寄って、新感覚の空中散歩を経験してみてね。
でも。。これ、どうしてもニューヨーク、マンハッタンの【High Line (ハイライン)】を真似しているように見えるのだけれど。。そう感じるのは私だけ?
RIKA