My Recipe //
私が、お料理やお菓子作りに興味を持つようになったのは、結婚~出産後からだと思う。それまで、仕事で帰宅が遅いとやはり外食ばかり、家では、父がとにかくお料理がプロ並みに上手だったので、私はただテーブルでごちそうを待っているお客様だった。
それが、子供が生まれ、栄養、食育を考える母としての責任、美味しいと喜んで食べてもらいたい、という思いから、お料理、お菓子作りにハマッた十数年。。
子供の学校のママ友とも、『食』でのつながりが一番作りやすく、情報交換なども楽しかった。
アメリカは、パーティが多く、アペタイザーからドリンク、デザートまでフルコースで用意するのが普通で、また、POT LUCK といって、ホームパーティーをする場合、参加者がそれぞれ一品持ち込むカジュアルなものも人気。週末にはメンズ大活躍のバーベキューもよくあった。。
とにかく、集まる、食べる、騒ぐ、喋る。。といったパーティが、あの人たち、大好き。
学校でも、バザー、イベント、チャリティーというと、クッキーやらカップケーキを大量に焼いて持ち込む。ほとんど、給食のおばさんのように、学校の教員室に籠ってみんなでひたすら作っていたこともあった。
もちろん、買って持って行くママもいたけれど、まあ、、最終的手段で、ほとんどのママたちはホームメイド。それも、かわいい、おいしい。。
だから、本当に勉強したな~と。。今思えば自分でも感心するぐらい、片っ端から作った。
アメリカのクッキング本や雑誌、TV番組からのレシピ、各国のママ友たちのお国自慢レシピや父から教わった絶品料理レシピを大切に保管してきた、このアクリルのレシピケースは、私の料理ヒストリーが詰まった宝物。
(ママ友たちが、きれいな便せんサイズで作ってくれたレシピや、雑誌の切り抜きなど大きいサイズをそのまま保管しているクリアファイルも、もちろん宝物)
規定サイズのカードケースで、このレシピカードはいわゆるレターセットのように、普通にどこにでも売っていて、ただ書き込んでケースに入れておく。
厚いクッキング本を買っても、思うようにいいメニューが探せなかったり、すべて好きでなかったりするので、作ってみて美味しかったもの、上手に作れたもの、だけをカードに書き写してケースにストックしておく。
インデックスで小分けをして、例えば、アペタイザー、フィンガーフード、ドリンク、サラダ、スープ、ミート、フィッシュ、デザート、パスタ、中華、日本料理。。。ジャンル別、
子供パーティー、大人パーティー、ポットラック、等のシーン別。
卵料理、ポーク料理、ビーフ料理、ひき肉料理、などの材料別。
自分が使いやすいように。。
アペタイザーから順番にカードを抜いて行って、バランスを考えてカードを並べてみて、その日のメニューが決まる。
とても簡単。
私の場合、作ったことの無いものをいきなり本番で作るのは、あまりにも大きな賭け!!
最悪の場合、その日のディッシュがなくなり。。材料費もパーに。。(;;)
なので、一度作って、自分なりの注意点やポイント(火は弱めに、これは最後に切った方がいい、子供には人気なかった~等々)所要時間などをカードに書き込んでおくと、久々に作る時でも役立ってくれる。
アメリカでは、スーパーやデリで、自由にどうぞ、とたくさんのレシピが置いてあるが、ほとんど、このカードサイズ。今、日本のIKEAやCOSTCOなどには、もうこのカードサイズのレシピがあるかもしれない。
いろいろな製品の箱の裏にも応用レシピが、このカードサイズのキリトリ線付きで載っていたりする。
なかなか便利。
毎日の献立って考えるの大変。何食べたい?と聞いても『何でもいい~』という返事が多い。
何でもいい。。が一番困るのだよ。。
そんな時、レシピひっくり返して、『あ~前にこんなの作ったっけね~』と
スーパー行って、さあ、キッチンに立って。
美味しいことは、幸せ♡
RIKA