子供部屋オーガナイズ その2//
『さっさと起きてちょうだい~』
『早くしなさい~!』
『遅れちゃうわよ~』
このコトバを発したことがないママは、いないかも?
という話は先日のブログでお話したけれど、>>>> Blog on June 17th
ここで一つ考えてみて欲しい。
私たちは、”大人” 彼らは、”こども”
昔、子供が赤ちゃんだった頃に、アメリカの小児科の先生に言われたコトバは、
今も私の心に残っている。
『私たち大人にとって、当たり前に出来ることでも、子供にとって、ものすごく難しいことがたくさんあるんです』
『例えば、私たちは、いつも普通に、簡単に、スプーンやフォークを口に持って行って食べることができます。でも赤ちゃんにとって、このスプーンで食べ物をすくって、口まで持って来ることが、とっても大変なことなんです。』
誰でもが、聞くと、そんな事は当たり前!と頭ではわかっていること、周知のことだと思う。
でも、そう、全てが万事。。違うのだ。それなのに時々、彼らと私たちを同じ位置で考えてしまうことはないだろうか。と目からウロコだった。
子供が片付けない、物を元の所に戻さない、そういった話をよく聞く。
そこで、ひとつ提案を。
お子さんと一緒に、いつも遊ぶおもちゃや道具を写メでパチリ!
これをプリントして、ケースに貼る。
“字は読める”子でも、まだ、“字を読む”ことに少し時間がかかっているかも?の年齢なら、絵や写真でラベリングをする。(字を学ぶのはとりあえず別のところで)
そして、ここの写真の貼ってある所が、このモノのお家なんだよ、と教えてあげる。
それだけで、片付ける=やらなくてはいけない、という義務のようなニュアンスではなく、
楽しく、モノを戻して、あれ。。部屋がきれいになった!となる。
文字だけのラベルでも、文字の大きさや色などを、現時点の子供のアビリティ(能力)のレベルで考えて欲しい。
それは、大人が考えているレベルと、もしかしたら、ずれているかもしれないから。
まずは、なぜ?物を元の所に戻す方がいいのか、理由を教えてあげて、
きれいになった後の心地よいフィーリングを体験させてあげる。
どうも、『お片付け』というコトバは、”雑仕事(英語ではChore)” に分類される気がしてならない。
『お片付け』 を掲げる前に、"楽しい絵合わせゲーム”のような、違ったアプローチでいい、と私は思う。
RIKA