最近、「パーソナルスタイリング」「スタイリングサービス」「ファッションコンサルティング」。。。

などなどのコトバが、ようやく市民権をいただいている感があります。

私も、百貨店サロンや、個人のお客様、企業法人でお受けする方々。。いろいろなお客様に日々お会いしますが、

このサービスのご利用方法はいろいろ。。。

セレブが受けるサービスのような気がして、、と緊張していらっしゃる方も多いのですが。。いえいえ。。(^^)

今日も都内デパートでの新規のあるお客様のカウンセリングでのことです。

「皆様、どのようにこのサービスをご利用しているのでしょうか？」

確かに。。そうですね。

「〇〇とかも、ご相談にのっていただけるのですか？」

「例えば、〇〇などもお願いできますか？」というご質問をいただくことも多く、今回は、そのご利用方法を少しお話しさせていただきたいと思います。

このサービスには、特に何の定義もないので、スタイリストによって対応範囲も、

方法も異なり、また、そこに相性や感性的に同調できるものと、理解することが難しい場合もあるとは思います。

私自身は、その目的や規模、状況などにより、対応も導きもすべて、変えています。

状況も、お客様の目的、ご要望もそれぞれですし、とにかくその個性を持った人を一番大切にしたい、いわゆる「アナログ」な無限な域のサービスだと思っているので、今日の方も「今、ご要望がおありなら、すべてお話しください。アテンドの最中でも思いついたら何でも放ってください。できる限り受け止めますので〜（笑）」

とお答えしました。そして、他のお客様が例えば、どのようなご相談をしてご要望をされるか、のケースもいくつかお話ししました。

その一部を、ご紹介しますね。

★自分の肌のカラー、骨格などがわからない。今着ている服が果たして似合っているかどうかわからない。

プロの目で見て欲しい。似合うものを選んで欲しい。

★自分が選ぶと、いつも同じものになる。同じ色、同じ店で変わり映えしない。

★出産、育休を終え、職場復帰。体型も変わり、久しぶりに職場に行くのに、どんなスタイルがいいかわからない。

★年齢的に、体型の変化、さらに年相応のコーディネートを覚えたい。

★男性社会で対等に仕事する女性が、どのようなコーディネートをすればリスペクトしてもらえるでしょうか。

★婚活で男性から素敵と思われる洋服を選んで欲しい。

★衝動買いした服がクローゼットで眠っている。何とかこれらを活かしてコーディネートの幅を広げたい。

★旅行、同窓会、結婚式の二次会、などのプライベートのイベント

★イベント、プレゼン、講義、登壇、出張などの仕事上のイベント

また、百貨店でのサービスでは、これに加え、お客様とブランドとの橋渡しの役割も果たしたいという強い思いがあります。

情報が蔓延している現代で、価格破壊もあり、一体、どこの何が自分に合うのか。。服との出会いの場所のジプシー、迷子の方々が本当に多いのです。アパレル産業も合併や、残念ながら閉鎖するブランドも、日本から撤退する海外ブランドもあります。長年のファンの方々や、そのお店の販売員に頼ってコーディネートを任せていたお客様が、本当に困り果てていらっしゃった時もありました。