anti-aging ≠ ageless 年齢はただのナンバー//
新年を迎えて「また歳をとる」と言った人がいました。
とても嫌な気持ちがしました。
日本では、年齢をとても気にする風習があり、おそらく、「敬語」「年功序列」「先輩、後輩」といった社会の当たり前みたいなものがあるからでしょうか。
欧米では、年齢を尋ねることは、タブーで、ヨーロッパでレストランへ入った時に、若者だけのグループよりも少し人生先輩の年齢の方が一人でもいると、いい席に案内してくれて、丁寧な対応をしてくれる、、ぐらいです。歳を重ねることが、クラス(格)として認められているという、素敵な事例です。
欧米では、仕事でも、プライベートでも、年齢を気にする人も、ひけらかす人も、いません。
年齢は、その人に付いた番号、ナンバーぐらいにしか考えていません。
私も、実際、自分の年齢をあまり考えたこともなく、意識も全く無いので、息子と同年代の人たちとも、普通に仕事をし、もちろん、1仕事人としてリスペクトし、遊んだり、意見を言い合ったり、自分が間違えた時は謝ったりもします。
anti-aging という言葉は、老化防止?若くあるために、戦うという意味があり、
agelessという言葉は、年齢が無い、という意味?
私はagelessでいたいと思いますし、年齢を考えないことが、歳をとらないことかも、、とも。
ファッションも、メイクも、ライフスタイルも、人との付き合いも、全てanti という「頑張る」という体勢ではなく、自然に、年齢を超えた自分、好きでいられる自分で、いいのではないか。。と思うのです。
中高の同級生と会っておしゃべりを楽しみ、笑い転げる私は、16歳ぐらいに時計が戻っています。
大学の友人たちを飲んでいる時は、キャンパスを歩いていた20歳の私になっています。
歳をとると、体力も衰え、シワも増え、白髪にもなり。。鏡を見たり写真を見てがっかりすることも多々あります。
だからこそ、世間が考える年齢ではなく、その人のいろいろな人生、歴史を刻んできた「今のその人と成り」を、一番適した美しさで体現してほしい、と願いつつ、今の仕事にその思いを込めています。
その時の自分にBEST なファッション、コーディネートが、その人が発信するコミュニケーションとして、役立ってくれるはずです。歳を重ねることが、クラス(格)として、新たな魅力になってくれるように。。。
RIKA//
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