夏の食事空間で//
遅過ぎた梅雨明けがやっと来て、暑い夏の日々。。
ここのところ、食欲が無くなり、周りの人たちから心配していただくことも増え、
きちんと食事しなければ。。といつもより少し注意している。
そんな時、東銀座の「たて森」さんに伺うことができて、本当に感激!
有名ホテルで多くの経験を積み、アメリカではシカゴやNYの名だたるレストランで
素晴らしいお料理を披露してきた懐石・和食の天才・建守護氏が開いた鶏料理のお店。
予約困難!という看板もない小さいお店の、その凛とした美しい空間は、訪れるお客様に「特別感」を与え、目の前に出てくるお料理は、ひとつひとつ全てが感動的。素晴らしいお料理、ごちそうさまでした♡
この日、突然のお誘いで、靴を脱ぐ座敷席か、椅子席か、個室か、カウンターか。。お店の雰囲気もわからずのまま、伺うことになってしまったので。。
とりあえず、少しクラシックな雰囲気のあるブラックドレスを選んだ。
和でも、洋でも、とりあえず馴染んでくれるだろう、シンプルで張り感のあるもので、肌の露出も多すぎないオフショルダー。万が一のことを考えて肩が隠せるようにシルクのカーディガンも持って。
夏の食事シーンは、もしかしたら他の季節と比べてかなり幅が広いかもしれない。
ビアガーデン、アウトドアのテラス、エアコンの効いたインドア、キャンドルだけの暗いテーブル、庭園が側にあるような座敷、バンガロー的なカジュアルなカフェレストラン。。。etc..
場所、一緒の人、時刻、お料理。。。完璧には無理かもだけれど、やっぱりその食事空間に似合ったファッションで、美味しいお食事を楽しみたいと思う。
ある日は、夕方からの散歩がてら、「バロワーテラス」で呑み&食事。
キャンドルだけの外のテラスで、のんびり、まったりお喋りしながら過ごす。
居心地の良い、時間がゆっくり流れるような食事空間では、おしゃれでもラクなファッションでくつろぎたいし。
よく、人は、知らず知らずのうちに目が行ってしまうところ=違和感があるところ、と聞いたことがある。
例えば、歯並びが特に悪い人は、話していてどうしてもその部分が印象に残ってしまう。
赤すぎるリップカラーが気になって見つめてしまう時もある。
そんな『気になる違和感』でなく、いい意味で印象に残る『魅力ある違和感』を演出できればとても素敵だ。
食事空間では『気になる違和感』を醸し出すような、雰囲気を壊してしまうファッションは避けたい。
力の入ったファッションや香水の匂い、濃いメイクより、
楽しく、美味しく食事をしながらお喋りをして寛ぐということを、一番大切にしたいし、
お料理を作ってくれる人への感謝の気持ちも忘れずに、
お店の格も考えて、同じ食事空間にいる他のお客様に不快感を与えないドレスコードも心得ておくべきだと思う。
このバロワーテラスで、ストローの中折れハットを被ったまま食事をしている女性グループがいた。日本ならではの礼儀作法通りに、“食事の時は帽子を脱ぎなさい” とまでは言わない。
欧米では帽子はファッションのコーディネートの一部なので、被ったまま食事をすることは決してマナー違反ではない。
ただ、このテラスでは、暗めのライトが帽子でさらに遮られ、テーブルの上のお料理がほとんど見えなくなっているのを見て、少し残念だな、とも思った。
パーソナルスタイリングのお客様へのアドバイスでは、
座敷席とわかっていれば、パンツよりシワになりにくい長めのスカートをお勧めするし、
ビアガーデンでは、蚊に食われることも考慮してパンツをお勧めしたりもする。
ガーデンテラスで芝生の場所であれば、できればヒールの細いパンプスは避けた方がいいだろう。
自分にも、周りの人にも “美しく快適” な装いで食事空間に在る為には
やはり少し頭も心も動かしてみないとダメだと思う。
これから、夏の風物詩、花火大会もあちらこちらで始まる。
浴衣も美しいけれど、このあたりも実は難しい。お店選びは慎重に。。!
夏の食事空間で、きれいにスマートに美味しい楽しい時間を♡
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RIKA