US子育てtrivia #7 HappyValentine’s Day//
今、街のあちこちのお店はバレンタインデーのチョコで溢れている。
いつからだろう。2月14日は、女性が好きな男性にチョコを渡して愛の告白をする。
とてもロマンティックな、女性にとって勝負!という感じの重大な日になってしまった。
学生の頃、私も友達と一緒にチョコを作ったり、ラッピングもきれいにして用意したり。。
みんなでワイワイいろいろなお店にチョコショッピングツアーを行ったり。。
社会人になると、会社の上司や同僚への『義理チョコ』なるものも買うことになり。。
そして、お中元やお歳暮の風習が薄れてきている今、『義理チョコ』に費やす分、『自己チョコ』に投資する女子たち。。
やたら高くて美味しい特別感いっぱいの輸入チョコがどんどん紹介され、ショコラティエの来日まで。
確かに芸術の域に達する美しさ、瞬間で幸せに浸ることができる最高の味。。
チョコと一緒にネクタイや下着や靴下や。。プレゼントを送るようになり、ちょっとセカンドクリスマス?みたいな??
さて、アメリカでのバレンタインデーとは。。
既に1月、まだ私がLAにいた頃、クラフトストアーにはValentine’s Day にむけて、手作り用の、ピンクや赤のきれいなケーキ材料、ラッピング材料、クラフト用品がたくさんあった。
ご存知の方もいらっしゃると思うが、アメリカでは、Valentine’s Dayとは、女子が男子に愛を告白する日ではない。 もちろん、ホワイトデーなるものは存在しない。
Valentine’s Day-----男女関係なく、”お世話になった方”への感謝の意を伝える日である。
いや、もっと軽い意味かもしれない。 ”いつも、ありがとうね” 的な?
思い出すのは、息子がアメリカンスクール在学中。
学校でValentine’s Dayのパーティーがあるので、クラス全員へのスイーツ&Cardを用意する。
アメリカらしく『FAIR』(公平)であるために、個人的なチョコ交換などは避けるように言われていて、クラス30人いれば、みな30セットのスイーツ&Card+先生用1セットを作って持って行く。
もちろん、10円の小さいチョコや、大袋に入ったキャンディー1個をCardにセロテープで貼付けてもいい。
そして、一人29個のスイーツ&Card+学校からの1個をもらって帰って来る。
私はよく、家でクッキーや小さいカップケーキを焼いて袋に入れリボンを付けて持たせていた。
息子が帰宅後、バックパックから、たくさんのスイーツ、いくつかは、原型を留めていなくてぼろぼろになってしまったお菓子を引っ張り出すのが、『きゃ~!』と言いながらも、楽しくて微笑ましい記憶となって残っている。
小さい頃から、一生懸命描いて作る "感謝の気持ちを伝える" カード。
Happy Valentine’s Day ! (バレンタインをお祝いしよう!)
Be My Valentine! (大切なあなたと一緒に!)
といったメッセージは、とっても温かくピュアな気持ち。
日本と少し意味合いの違うアメリカのValentine’s Day♡
そろそろ、日本でも
恋人へ、旦那様へ、パートナーへの『ありがとう』だけでなく、
ご家族みんなへ、ご両親、兄弟、子供たち、友達へも『ありがとう』って
あま~いスイーツ渡してもいいと思うんだけど?
RIKA