子供部屋オーガナイズ その3//

子供部屋のオーガナイズは、基本、かわいくて、カラフル!を私は心がけている。

幼児期の感性を育てる環境作りは、とても大切だと思うし、

大人ほど、癒し効果やクールなイメージを演出する必要もなく、

子供部屋は、夢があって、創造力を駆り立てるような空間であるのが理想的だと思う。

あまりカラフル過ぎても?  ほどほどに。 Kids Room 

あまりカラフル過ぎても?  ほどほどに。 Kids Room 

子供部屋のオーガナイズで本当に必要なことは、

家具やツールが子供の身体のサイズや身長、力の強弱に適合していること。

子供の動きや所作のスピードで、オーガナイズの状態が影響を受けたり、変化しないこと。

子供の日常生活の動線や物の使用頻度を考慮してあげること。

子供の文字認識や心と脳の成長度、理解度に最適なラベリングや仕分け方法を設定してあげること。

このぐらいで、かなり、『お片づけ』が上手になってくれると思う。

今一度、子供部屋をぐるりと見渡してみて、(できれば、お子さんと同じ目線まで腰を落として)自分がこの目線で、この部屋を使う時、何か気になるところはないか。。と考えてあげると、問題点が見えてくるかもしれない。

 

ところで、ひとつ、子供部屋らしいオーガナイズのアイデアをご紹介。

年齢にもよるが、ぬいぐるみやクッション、例えばゲームセンターのプライズゲーム(クレーンゲーム)等の小さいキャラクターなどの勝利品、プレゼントでいただいた物。。etc が部屋に数個ある場合。

これを、バスケットや箱に入れたりすると、それだけで、結構場所をとってしまう。(みかん箱一個分はスペースをとるはず~)

その上、彼らが “今必要なひとつ” を取り出したい!と思うと、

それを探すのに、全部箱をひっくり返したり、どんどん掘り起こして、何個も散らばってしまったり。。

そこで、

①ホームセンターやTOKYU HANDS などに売っているカラフルなプラスティックのチェーンを1メートルほど購入。

②天井や鴨居、壁、部屋のどこか上部に、フックやネジを取付ける。

③フックにチェーンをぶら下げる。(長さは、子供の身長に合わせて)

④このチェーンに、ベルト付きの洗濯バサミを、少し間隔をあけて取り付ける。

⑤この洗濯バサミにぬいぐるみや小さい物の一部(タグの部分など)を挟んでぶらさげる。

使用頻度があまり無いものは高い位置に、いつも遊ぶものは、子供が取りやすいように手の届くあたりに。。

まるで、クリスマスツリーを飾り付けるみたいに、お子さんと一緒にパチンパチンと留めていって、かわいい ”ぬいぐるみチェーン” 作りを楽しんで。

 

これは、1本のチェーンにいろいろなぬいぐるみがぶら下がっているので、

床のスペースをとることもなく、探す時にも一目瞭然。

子供も洗濯バサミでパチンと挟むだけなので、戻すのも簡単

見た目も、とてもかわいい~インテリアになる。

 

★但し、万が一落ちて来ても大丈夫なような、軽いもの、柔らかいもの限定で。また、壁や天井の強度、荷重などを考慮してください。

 

実は、これ、私の息子が小さかった頃、実際に行っていた方法。

チェーンには、モンキー、恐竜、テディベア、カバ、指人形たち、小さいサイコロクッション、なんだか、いろ~んなものがぶら下がっていた。

どこかのお土産だといただいた物や、縁日の賞品や、ガチャポンの勝利品やノベルティ。。どんどん増えて来て、小学校低学年の頃には、天井からベッドの頭両脇あたりに、2本のチェーンが下がっていた。

 

プラスティックのチェーンも、洗濯バサミも、カラフルなものが簡単に買えるので、子供部屋のカラーと合わせて、コーディネートできる。

これから、ひと夏終わった頃には、モノはきっと増えている。

今のうちに納める場所を作っておくことも、夏の疲れを軽減するテク。

 

ただ、オーガナイズとは、決してしまい込む、収納する、というだけではなく、

見せるオーガナイズという方法もある、と私は思う。

 

そうそう。。子供自身がこのチェーンでターザンごっこしないように。!

それだけは約束してもらってくださいね。

 

RIKA