子供のBED TIME//
今、偶然、同じ悩みを持つ2人のママのカウンセリングをしている。
3歳になるお兄ちゃんと9ヶ月の赤ちゃんに奮闘中の、とってもかわいいママTさん。
4歳になる女の子と7歳のお姉ちゃんのおっとりした癒し系ママMさん。
Tさんは、赤ちゃんにおっぱいをあげて、あやしながら、お兄ちゃんの入眠に努力する毎夜。本当にたいへん。ママの悩みは、お兄ちゃん、なかなか寝てくれない。イライラ。。
Mさんは、4歳になる女の子がやはり、寝ない。ママは、さっさと寝かせて7歳のお姉ちゃんの宿題や明日の用意も早くしたい。7歳のお姉ちゃんはリビングでママを待っている。
そうだよね。“早く寝てよ~っ” と思うよね。
寝付きが悪い&夜泣きの問題は、ママも子供も、果てはパパまで。。みんなが参ってしまうプロブレム。
数回メールでフォローしているママTさんからメールをいただいた;(原文抜粋)
“りかさんの話しは本当に勉強になります。いくら小児の専門であろうが育児って経験がなければわからないことばかりです。なのでかなりの説得力でなるほど~( ☆∀☆)と・・・”
“これまで役所の保健師には『体力余ってるのかなぁ~赤ちゃんはパパに預けてなるべく一緒に寝てあげてね。それでもダメなら保育園に相談してみて~』
保育園は子育て経験ない先生しか担任にいないので、当たり障りない答え…。背景も知ろうとせず解決にならない答えしか返ってきませんでした。なのでりかさんからのメールみて泣けてきました。
あらゆる面から必死に答えを見出だし解決していきたいという気持ちが伝わりものすごく嬉しかったです(;_;) ”
Tさん、忙しい時間を割いて、ご丁寧な報告メールありがとうございました(^^)
また、Mさんからは、とりあえず効果があったようで;(原文抜粋)
“ママ友に相談しても、興奮してるんじゃない?とか、えーまだ寝付き悪いの~?と呆れられ、ますますうちの子だけ、、と焦っていて、その焦りが余計、毎晩のバトルになっていたのかもしれなかったです。(一部省略)
私自身が神経質になり過ぎずに、リカさんから教えていただいた2つの方法を選び、我慢強く試していたら、以前よりも文句を言わず寝てくれるようになって、夜中に起こされることもなくなりました。ありがとうございました!”
(どちらのママからも掲載の許可をいただいています)
“産婦人科、小児科の先生、保健師さん、保育士さんたちは、過酷な労働条件のもと、なかなか一人一人の状況をケアしてあげれないのが現状。
ーーー『大丈夫よ、そんなこと~たいした事じゃない』と言われる。
ーーーどこに行っても誰に聞いても、育児マニュアル本にある、当たり前のことしか言わない。
と他のママたちも異口同音にいらついている。ママたちにとっては、とても大きな問題なのだ~!! 私も声を大にして言いたい!
ママ友から聞くことに左右されても、良くない。一人一人の子供の中で、成長している部分の速度が異なるので、特に上のお子さんと比べたり、同年代のお子さんと比べて。。。という意識だけは持たないようにしてね。
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まず。。
寝付きの悪い子は、全体の30%、3人に一人の割合というデータもあり、特別なことではないので、ママたち、安心して欲しい。 うちだけ。。と思わないで。
話は多少ずれるが、子供の幼児期の誕生日って。。本当に不思議だと思っていた。私の息子もそうだったが、これは、アメリカの小児科も認めていた現象で、あと2ヶ月、あと1ヶ月でお誕生日という頃、きまって子供が不安定になる。
身体や心の周期、変化の過渡期?みたいなものがあるのかもしれないが、まるで、その年の節目の最後に悪いものを出し切るかのような。(コトバ悪いけれど。)
イライラしたり、暴れたり、わがままになったり。。身辺もぞわぞわ、ワサワサする。ハプニングも続出して、ママもキャ~~~!ってなるかもしれない。(脅かしてごめんね)
でも、奇妙なことに、誕生日を迎え、はい2歳になりました。3歳になりました。と年齢がひとつ上がると、まるでその前日までママを悩ませていたことが、夢?と思う程、スッと無くなる。落ち着いて、少し大人になる。
生命の不思議。。と思う。
なので、このお兄ちゃんも、そんな3歳のお誕生日前で、プラス、いきなり赤ちゃんにママを取られてしまったようにも感じている時期と重なってしまって。。ということを、まずママに心に留めて欲しいと伝えた。
4歳になる女の子も、同じ。特にお姉ちゃんとママが自分が寝た後に一緒に居られるのがくやしい、と絶対思っているし、自分もはやく大きくなりたい~!とイライラしている。
そして、私が、提案したのが;
①寝る前の環境作り
②子供のエネルギーレベルとスケジュールの調整
③心理的なケア
④ハワイの保育園で実際に行われている入眠のおまじない
フォローUPとして ⑤米国式ユニークな方法 も検討中
これらの方法の具体的なことは、ここで述べられないが、
寝付きの良い、悪い、夜泣き。。などの問題は、子供の年齢、性格、または何らか別の原因がある場合もあり、10人の子供がいれば、10通りの理由があり、その問題の深さもそれぞれ。実際、世界中で『Bed Time Problem』(就寝の困り事)の解決方法は、もう何百通りもあり、結局、忍耐強くいろいろと試してみるしかない。
でも、どれもあまりにも単純で、簡単なので、すぐ今夜から実行できることである。
(⑤は、日本の一般家庭のママたちは、最初受け入れられない方法かもしれないし、一発で効果が出るか、出ないか。。少し冒険的なので。。フォローUPの提案としてペンディングしている。)
もちろん、身体的なこと、食生活の問題、気質の問題など、やや深刻な要因が潜んでいることもあり、その場合は根本的に直すことから始めなくてなならないが。
ママが、あまり『寝てちょうだい!』オーラを出すと、子供はそれをキャッチするので、逆効果だし、ママもストレスMAXになって、いいことは何もない。
どんなことにも、改善方法、解決方法があって、
その子自身の問題と与えるものがピタッと合った時、
問題はスッと消えていく。
この2人のママたちも、アドバイスした方法を様子を見ながら少し続けてみて欲しい。
焦らずに、少しづつでいいので。
これからさらに暑くなるから、ママたちもキッズも、ちゃんと睡眠とらないとね~
Have a Healthy & Happy Summer だ~~!!
RIKA