贈り物のアイデア//
私は、アメリカ在住の友人がたくさんいるので、会いに行くたびに、何か簡単なお土産を持って行く。
プレゼントを選ぶ時は、相手のことをいろいろと考えて、喜んでくれる笑顔を思い浮かべて、その人らしいモノ、私から、らしいモノ。気持ちが伝わりますようにと思いめぐらす。そんな時間が、私も楽しい。
海外の友人へのプレゼントで、私の中で『十八番』になっているのが、お箸。
軽い。
かさばらない。
ワレモノでもない。
日本らしい。
そして、素晴らしい!!
だから、これまでプレゼントした方、みんなすごく喜んでくれている。
このアイデアが素晴らしい!と思うようになったキッカケは、箸専門店『夏野』との出会い。ーーー たかが、お箸、されど、お箸 ーーー
このお店、店内、山のようなお箸。箸置き、他関連商品も天井から床まで。。という感じ。一目惚れで、デザインや形、手に持った感じなどで、ピン!ときたら、それで購入でもいいけれど、プレゼントなので、私は、毎回、ここのエキスパートに相談にのってもらう。
すると、これがすごい!! 使う人の年齢、性別、身長、体型、手の大きさ、ライフスタイル、食習慣まで。。。知り得るデータをもとに、とことん選んでくれる。ペルソナ!
例えば、身長が高い人で指が長ければ、このあたりのお箸で。洋食が多い方だったら、こちらの形で。。食洗機を使うかどうか。などなど、店中から候補を集めてくれる。
以前、おかしかったのが、「ややぽっちゃりした人であれば、おそらく食べるのが早く、一度である程度の量が口に入らないとストレスになるので、一回で多めの量がつまめる太めのお箸がいい」とか。。中国系アメリカンへプレゼントした時は、「食生活が麺類が多いだろうから、麺をつかみやすいお箸がいい」と言われて適したお箸を選んでもらった。
選んでいる時、プレゼントする相手をあらためて思い浮かべて、記憶している小さなことも引っ張り出して。。という作業が必要で、これもまた贈り物選びの醍醐味だと思う。
日本全国の木材を職人が手作業で作る素材感がすばらしいもの、先が細いもの、太いもの、角張っているもの、丸いもの、カーブひとつで持ち感が全く異なる。デザインも伝統的、現代的、スノッブなもの、かわいい感じのもの、コンサバなものなど多種多様。その人の雰囲気や好みも重ねてみる。
ほんとうに奥が深い。。お箸は科学だ。。と思ってしまう。
アメリカの都市には、日本人街もあったり、日本食スーパー、和食レストランもあるので、高いけれど。。大抵のものが手に入る。でも、これほど考えられているお箸だけは、無い。
使いやすい~!と驚いて、喜んでくれる友人たち♡
もちろん、海外へのプレゼントとしてだけでなく、ちょうどもうすぐ父の日だし、例えば、夏に帰省する際のご両親へのお土産にも理想的だと思う。 昔、お年寄りで、お箸を持つ手がおぼつかない方にも差し上げたことがあったが、食べることがストレスでなくなった、と大喜びしてくれた。毎日の『食』と密着しているツールとしてもやはり大事!
ここの『夏野』の粋なところは、
風呂敷のギフトラッピングがお願いできたり、中に入れる一言コトバのカードを選ぶこともできる。”笑顔の箸渡し” ”幸せの箸渡し”など数種類ある中から選べる一言コトバカード。
その他、お食い初めのお箸や、子ども用のお箸をはじめ、素敵な和食器もたくさん。(小夏ちゃんになるんだわ〜これが)
しかし。。私は、海外の友人ほとんど皆に一膳目をプレゼントしている。
どうしよう。そろそろ、次のギフト候補を探さなくては。。
銀座夏野
銀座、表参道、新丸ビル、スカイツリー等に店舗あり。オンラインショッピングあり。
RIKA