マイナスが作る品格あるコーデの空間//
先日、六本木ヒルズクラブにて、尾上菊之丞先生の、講演会、ディナーにご招待いただいた。
グローバルな環境にいたこともあり、外から見る日本の文化、伝統芸術には、いつも新しい発見があり
今回、菊之丞先生のお話し、質疑応答にも、さらに素晴らしい観点や美学を感じた。
歌舞伎、日本舞踊、お能、落語、いろいろある中にも、菊之丞先生は、新しい現代要素も取り入れて、演出、振り付け、舞台、発信方法まで、
アップデートが素晴らしい。
昔ながらの吉原のお話し、花魁、遊女、舞妓という女性たちの美学のお話しから
どんな新鋭的なものにも、現代芸術にも、カジュアルなものにも
必ず「品格」は忘れない、というブレない信念
また、どんなものにも「先」が大切、という価値観も
心に刻んだお話
服やコーディネートにおいての私の求めるものにも通じる
カジュアルなもの
効率的なもの
トレンド感のあるもの
デザイン性のあるもの
けれど、「品格」あるコーディネートにしたい
それは、マイナスをする、コーディネートに空間を作るようにしている。
どこかの空間が、ふっと深呼吸して、バランスを作る
そして、その方の品格を魅せる
もちろん、空間の作り方、場所、面積などは、ひとそれぞれ、服それぞれ、色や素材それぞれ。。
美しい所作は「手先」の動きであり、服も裾や布の先の動き というお話しにも、「そうそう」とうなづいてしまった。
まだまだ自分も道半ば、修行中。
RIKA♡